観葉植物がコバエの温床になっている?観葉植物好きのぶどう夫婦が対策のポイントと注意点をご紹介します!
観葉植物は、室内の空間を美しく彩り、空気を浄化する効果があります。しかし、時折、これらの植物が害虫のコバエの温床となることがあります。コバエは、植物の土壌や湿気のある場所に繁殖しやすく、その存在は鑑賞用の植物にとっても所有者にとっても不快なものです。
この記事では、観葉植物に関連するコバエの問題に焦点を当て、観葉植物好きのぶどう夫婦がアドバイスや効果的な対処法を紹介します。以前の私のようにコバエに悩まされている方々におすすめです。
コバエの特徴と生態
コバエとは体長1~4mmぐらいの小型のハエのことを指します。家庭で悩まされる代表的なコバエはキノコバエとショウジョウバエ。ショウジョウバエは腐敗した食べ物につきやすいハエなので発生源はどちらかというと台所や生ごみにあるかもしれません。夏から秋に多く見られ、黄褐色~赤褐色をしています。そして、室内の植物の土壌や腐敗した植物につきやすいのはキノコバエです。高温多湿を好み、梅雨時期から夏にかけて発生しやすいです。体長は1~4mmぐらいで黒色をしています。コバエは非常に短い期間で繁殖し、数を増やすことができるので気づいたらすごい数になっていることも…。
コバエが観葉植物に生息する理由
観葉植物の土壌は通常、湿度が高く、栄養価が豊富です。これはコバエにとって魅力的な繁殖場所となります。また、植物の腐敗した部分もコバエを引き寄せる要因の一つです。
観葉植物にコバエが出現する兆候
観葉植物にコバエが出現しているかどうかを確認するためには、以下のような兆候に注目する必要があります。
- 植物の土壌表面に小さな黒い点が見られる
- 植物の周りでよく見かける小さな虫がいる
- 水やり後にコバエが増える
観葉植物のコバエ対策
観葉植物からコバエを排除するためには、以下の対策が有効的です。
無機質の土に変更する
コバエは腐敗する有機質の土に湧くので、無機質の鹿沼土や軽石などに変えてみることをおすすめします。私は家庭菜園用の土を使って観葉植物を植えた為に、大量のコバエを発生させてしまったことがありますので、、みなさんもお気をつけください。
土全体を変更しなくても、表層だけに化粧砂や石を敷き詰めるのも効果的です。その場合は厚めに敷きましょう。
土の種類や配合が分からない方は、市販の土の購入をおすすめします。
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コバエも寄りにくい天然素材を使用している土
濡れると色が変わるから水やりのタイミングがわかりやすく、たい肥を使わないから虫がよりつきにくい土
通気性の向上
植物の周りの空気の循環を促進することで、湿気を減らし、コバエの繁殖を防ぎます。
受け皿に水をためない
受け皿に水が溜まっていても、コバエが湧く原因になるので、溜っている場合は捨てましょう。
落ち葉や腐敗した部分を取り除く
落ち葉や腐敗した部分を定期的に取り除くことで、コバエの発生を防ぎます。
有機肥料や堆肥を避ける
有機肥料や堆肥はコバエのエサになります。特に室内で観葉植物を育てる時は、化学肥料をおすすめします。
私の愛用している化学肥料
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罠の設置
コバエ用の罠を設置することで、コバエの数を減らすことができます。
引き寄せて捕獲するタイプ
薬剤を使用していないので、殺虫剤のにおいが気になる方や、ペットがいるご家庭におすすめ。
殺虫剤を使用する
以上を踏まえてもコバエが発生した場合は、スプレーで撃退することもできます。湧いてしまったコバエ退治はやっぱり殺虫剤が一番早いです。
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観葉植物がコバエの温床となることで、観葉植物を避けてしまってはもったいない!適切な対策を施することで防ぐことはできます。このガイドを参考にして、コバエ対策をやってみてください。
コバエが発生している環境は、実はカビも生えやすい可能性があります。観葉植物の土に上に白いつぶつぶがあったら、こちらの記事も合わせてお読みください。