こんにちは、30代ぶどう夫婦です。今日は10年以上前から我家にある、斑入りモンステラの切り戻しと挿し木をしてみようと思います。
斑入りモンステラとは?
斑入りモンステラとは、白や黄色の斑が入ったモンステラのことを言います。かなり低い確率で現れる変異種のようです。また、成長過程で元の緑色に戻っていこうとする性質があるので、斑入りのまま大きく育てることが難しいです。
育て方の注意点
比較的強い植物なので、正直、気持ちが離れていてもそれなりに成長してくれていたりします。植物をすぐ枯らしてしまう方にもおすすめの観葉植物です。根付きもいいので、切ったモンステラを水に挿しておくとかなりの確率で根が出るので、増殖も簡単です。しかし、10年間モンステラを育てる中でいろいろやらかしましたので失敗を踏まえてモンステラの育て方の注意点をまとめておきます。
①日が足りないとひょろひょろと徒長する
室内でも比較的育ってくれるモンステラですが、あまりに日に当たっていないとさすがに徒長します。徒長とは、植物が日光を求めて細い枝がひょろひょろ伸びた状態です。半日陰でも育つモンステラですが、それなりに日光に当てた方が、茎がしっかりしたモンステラに育ちますので、最近私はベランダに出しています。
②斑入りモンステラは直射日光に弱い
ベランダに出して、適度に日光に当てた方が元気に育つのですが、直射日光は厳禁です!特に今まで室内で育ったモンステラをいきなり直射日光にさらすと、葉焼けをおこし、緑色の葉は黄色くなり、白斑の部分は茶色く枯れてしまいます。せっかくきれいな斑がでていたのに~!って落ち込みました。霜降りのようにまだらに斑が出ているものは比較的強いですが、ハーフムーンやフルムーンのようにはっきり白い箇所が分かれている箇所はかなり直射日光に弱いので注意してください。しかし、今回は株を丈夫にするため、葉焼けを覚悟で外にだしてみました。そちらの経過は下に載せておきます。
③寒さで枯れる
ベランダで育てる際の注意点がもうひとつ。冬は室内にいれましょう!比較的暖かい大阪に住んでいますが、突然降ったヒョウみたいなものに当たってしまい、一気に枯れてしまいました。ヒョウが降っていなくても寒さには弱いので、極力室内に移動してください。室内に移動できない場合は、水やりをやめて、様子をみましょう。ビニール袋をかぶせると温室状態になるので比較的ましです。しかし、それでもやはり、冬の外はおすすめしません。
④斑入りモンステラの葉から斑が消える
今回、切り戻しをすることになった一番の要因です。ベランダに出す前は、室内の窓際に置いていました。しかし、外出をするたびにシャッターを閉めていたので、おそらく日光不足を起こしたのだと思います。気づけば、新しく育った葉は緑一色!それなりに育っていたので、特に問題ないと思っていたのですが、気づいた時には既に手遅れで、先祖返りしていました。出てくる芽、出てくる芽、全て緑。そんな時は、斑がある箇所まで切り戻しをしてあげると、また斑がある葉がでてくるとのことなので今回切り戻しに至りました。
⑤葉が割れなくなった
買ったときは、葉が大きく割れていたのに、室内で育った葉は小さく、割れなくなりました。・・・モンステラだよね??って疑ってしまうほど。そんな時、調べていると、日光不足やら、風に当てた方がいいやら出てきましたので、ベランダに出すことになったのです。
斑入りモンステラの挿し木の方法
①気根をつけて切る
気根を水につけると、気根の先端が伸びて根になって水を吸ってくれます。根付きがいいので気根がついている箇所は残して切ってください。
②メネデールに漬けて発根させる
メネデールを入れた水に漬けておくと比較的早く根が伸びるようなので私も愛用しています。しかし、モンステラの場合は、比較的強い植物なので、メネデールを入れなくても大概発根してくれます。
③日があたる窓際に置いておく
外に出すのはもう少し安定してからの方がいいかなと思い、発根中は室内の窓際に置いています。
④植え付ける
根がしっかり出てきたら、土に植え替えてあげましょう。私は、観葉植物用の土を購入して育てています。
⑤外に出す
根づいてきたら、外の直射日光が当たらない場所において成長を待ちましょう。
以上です。私自身、まだ勉強中の身ですが、学んだことを書いておきました。参考になれば嬉しいです。
挿し木した斑入りモンステラの2か月後
2か月が経ち、左が右になりました。枝が伸び、気根が伸び、立ち上がりました!しかしながら、新芽は出ていませんし、葉の大きさも変化なし。挿し木してすぐ、直射日光にさらしたのが原因かもしれません。
こちらも左が2か月前。こちらは順調に成長しています。2か月で2枚の葉が開き、さらに3枚目の新芽も出始めています。新しく開いた葉は、ほぼハーフモーン。最初にある葉は、急に外に出したので枯れてしまいましたが、その後に直射日光の下開いた葉は、斑入りでも枯れることなく元気に育っています。室内で育てていた時よりも葉が大きくなり、茎のひょろひょろとした徒長もなくなりました。モンステラは直射日光NGとはいいますが、やはり、日光は当たった方がいいみたいです。ここ数年、葉が割れたモンステラを見れていないのですが、今回は期待しています。
2か月半後
左が右に成長しました。日陰に移動してみたら、新芽が出てきました。しかし、斑はどこにやら。真緑の葉が出てきました。
こちらも左が右に成長しました。なんだかいい感じです。日光に当てて育てたので茎もしっかりして、葉もどんどん大きくなってきています。惜しくもハーフムーンにはならず。これはこれで綺麗なので気に入ってます。
3か月半後
左が右に変化しました。真緑の後に、綺麗な霜降り模様の葉が開きました。斑が死んでなくてよかった。
こちらも左が右に変化しました。下2枚のもともとあった葉は、枯れていたので切ってすっきりさせました。はい、ここにきてついに葉が割れました~!!!!根元に茎伏せしていたものも、斑入りの新芽が出てます。
7月20日
葉やけを起こしました…考えられる原因を下にまとめてみました。やはり、外での管理は難しいですね。